ファルコのお話し
オベルトは、
みんなに腕時計をはずして彼がまわすバスケットの中に入れるように頼んだ。
誰もが、オベルトがまたタイムトラベルか何か
不思議な実験をしてくれるのだろうと考えて、
喜んで言われたようにした。
彼は全部の時計を集めてから再びバスケットをまわし、
全員に、見ないで時計の一つを取り出すように頼んだ。
もちろん、安物のプラスチックの時計を入れた人が、
最高級の金の時計を手にしたかもしれない。
もちろんその逆もあるだろう。
最後の人は、残ったものを手にした。
次いで、同じことがもう一度繰り返された。
これは、オベルトが、
人々が所有物に執着しすぎてはいけないことを示し、
みんなの個人的な時間感覚を一つにし、
共有のひと時を生み出すために行ったことだった。
人々は、最終的に彼らが選んだ時計を持ち続けなければならず、
そのため何年かして、誰かが自分の"時計をしているのを見つけることがあり、
民族の重要さを再認識させられた。
書籍「ダマヌール ~芸術と魂のコミュニティ~」
第九章 クエジティ 疑問と探求
P324より抜粋
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この書籍、、、なかなか読み進むのが大変な書籍なのですが、
こういうファルコのお話しが聞けるのは嬉しいですね!
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今なら
自分が持っているマスクとトイレットペーパーを
大きなバケツに入れて
必要なときにひとつずつ取りに来るという感じなのかしら☺️☺️
霊性の進化という共通の意図を持ったコミュニティだからこそ
できることではあるかとも思いますが、
理想的なあり方がどこかで、
ごく普通に日常として実践されていることは、
全体の意識の進化においても大切なことだと思います。
まずは、個人の意識から
そして家族という最小のコミュニティの中で実践していくこと
ですらも
なかなか難しかったりします^^;
>人々が所有物に執着しすぎてはいけないことを示し、
>みんなの個人的な時間感覚を一つにし、
>共有のひと時を生み出すために行ったことだった。
このような学びを体験として提示することができる
ファルコってほんとすごいなぁと思います🥰🥰🥰
そして、バケツから選ぶという
同じ行為を二回行ったということも
興味深いですね。
一回目に選んだ意識と
二回目に選んだ意識は変化したこともあるかもしれません。
ひとつのシンプルなワークのなかに
多方向的な気づきを得られる可能性があり
とても面白いです❤️
#ダマヌール
#創設者オベルト・アイラウディ(通称ファルコ)