母親として成長した出来事

今日は子どもの日ですね^^


2日前に子どものハマリゲーム
パズドラの全国大会に
4時起きで列に並んで参加券をGETして
大会に参加してきましたが


昨晩、
明日、こどもの日やなぁ。。。
という
子どもからの 子どもの日アピールに
冷や汗もんでぶっ倒れそうになりましたが
うちの娘ワールド恐るべし
((((;゚;Д;゚)))



(回想)そう。
    あの日、彼女は
    もっているすべての髪飾りを
    つけたいと言いあきらめませんでした


今日がやってきてしまいました。笑。
さて
今日はどんな一日になるのやら・・・


と目覚めて
いろいろな気持ちをツイッターに投げ込んでいると
無性にブログが書きたくなりました。
こういうの
久々。


でもじつは
数日前にも
同じ記事を書きたいと触発されていたので
やっぱり書いておこうと思いました^^


人生の中には
気づきのカケラがたくさんあると思うのですが
人生を振り返ってみても
キラキラまぶしい気づきの思い出が
みなさんの心の中にもいくつかあると思います。


わたしもそうで
わたしはそれを頼りにして生きているところがあります。


そのいつまでも落っことさずにもっている
キラキラと光る石のようなカケラを胸のポケットに入れて
人生を歩んでいるなぁ。。。としみじみ。


そんな欠片は
ある日突然必要なときに
ミラーボールのようにくるくると
周りだし、世界を一変させてくれるのです。


なので
どんな思い出も強烈なものは
大切に大切にしましょうね。
という
長すぎる前振りから本題へ・・・




「 母親として成長した出来事 」


子ども達は高1と中2になりました。
はやいもので、もう自立もはじまり
ほとんど手がかかりませんね^^


子ども達を育てた中で
私にとって強烈だった出来事がありました。



それは息子が小学校2年生の時でした。
小学校を終えて学童保育を終えて
まだ遊び足らない近所のお友だちを引き連れて
我が家でガシャガシャと遊んでいる一場面。



ふと、目をやると
うちの息子が、お友だちにむかって
土下座しろよ。
と言っていて、お友だちが土下座しています。



この光景を見た、わたしは
ものの一瞬で見事に崩れ去りました。



もぅ
いろんな感情が一気に吹き出してきて
ぐっしゃぐしゃになり怒りながら泣きました。





わたしは息子をいい子ちゃんと決めつけていました。
そんなことは
何があってもしないと息子を決めつけていました。
その決めつけは
はっきりいって親としてのわたしのプライドでした。
よくいうあの
うちの子に限ってそんなことはありえない。
というアレです。



そんないらないプライドを日常宇宙はこっぱみじんに爆破したのでした。



大切なのは子どもの気持ちです。
親のプライドではありません。



わたしは気を取り直して
子どもの世界にじっくりと目と耳を向けました。



なんで、
息子がそんなことをする羽目になったのか・・・
そこが大切なのです。



話しを聞いてみると
学童保育で上の子達に土下座をさせられていたり
土下座という行為自体が流行っていたりしたようです。
当時は、半沢直樹のドラマもまだやってなかったし、、、
なぜ、土下座が流行っちゃったのかはわからないけど、、、



子どもには子どもの世界がある
その全貌を把握せずに
一瞬の場面で
すべてに判断を下すような自分の傲慢さがあり
それが打ち砕かれた出来事だったのです。



たしかに土下座は、遊びであっても
人にさせるのは良くないことだと思いますが
はたして、その子ども達の世界にどこまで立ち入れるのでしょうか・・・


子ども達同志が、遊びの中で
許し合い楽しんでいるゲームの中に
親がいきなりずかずかと全く違う価値観を振りかざして
何が言えるというのでしょうか・・・



この出来事は
わたしが息子を育ててきた中で
自分にとって一番大切な気づきとなりました。



息子は息子。
わたしはわたし。
この出来事が起こるまでわたしは


息子は自分の一部のような気がしていたし
息子のすべては私が知っている。とか
とっても依存的で無知で傲慢な自分がいたことに気づかされました。



息子には息子の世界があるんだ。
わたしにわかりえない息子がいるんだ。
その上ですこしでも
息子のことを理解していきたい
という思いに切り替わりました。



新しくなるためには、
破壊的な出来事が起こらざるを得ないんですね。



娘にもありましたよ。
それはまだ娘が3才くらいの頃。。。
私の大切なお友だちにいただいた
アンティークブランドの高価なかわいいお人形がきっかけでした。



普通では手に入らないような
プレミアもののお人形を娘のためにと
プレゼントして下さったのです。


わたしはとってもワクワクしました。
このお人形さんと娘の間にどんなストーリーが生まれるんだろう・・・
考えただけで
嬉しくなりました。


そして
大切に大切に、娘に渡しました。
このお人形はね・・・



そして
そのお人形を受け取った娘は
別の部屋に移動していたので
見に行ってみたら・・・・



アンタ、かみのけ、切ったる。



とはさみを手にして
お人形の髪をバサリ



この時も私は一瞬で崩れ去りました。。。
私が勝手に描いた夢の世界が
真っ黒に塗りつぶされたように感じましたが
娘は知ったこっちゃありません。



そして、
普段使わないような声のトーンで
娘の闇が引き出されていたシーンは
今思い返しても
すこし、ぞくっとするような
でも、ぷぷっと笑ってしまうような。。。
なんだか不思議な体験だったのです。



まぁとにかく
この時も、親の都合とは全く関係のない
娘の世界がありました。



当時のお友だちには
口がさけても言えませんが、
もう時効ですので
よいでしょう^^;



とまぁ。
こどもの日。。。
こんな事を思い返して
ブログに書きたくなった朝でした♪



みなさま☆素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいませね☆