あなたをだきしめにいくよ


どこまでも どこまでも


あなたがかたく閉ざしたそのとびらの奥まで


どれだけ時間がかかっても


どれだけ拒絶されても


わたしはきっとたどりつく



だから


だから



待っていてね


安心していてね


だれも助けてくれないって思ってしまうかも知れないけれど


助けることはできないのかも知れないけれど


でも


ただ だきしめにいくから


今ここからも


あなたを 抱きしめているんだ


真っ暗な闇で


ひとりぼっちで泣いているあなたを


抱きしめているんだよ


あなたは ひとりじゃないからね