なぜか


自分の耳あかを集めていました。


小さな透明のプラスチックのハートのケースに・・・


遊びに来た友達に それ何〜? と聞かれて


耳あかやで〜。


と答えると


みんなは ??? なんで ? って引いてたわ。


そんな記憶がふと 沸いてきた。



私はなんであの頃
耳あかを集めていたんだろうか・・・



そう。
わたしの耳あかは、パサパサタイプで
兄の耳あかは がっつりタイプ


母に耳かきをしてもらうときに


兄の時だけ


すごいすごいって


母が喜んでいた。


大きいのがごそっととれるので


取りがいがあったのだろう


そして私の時は、


歓声もわかず、淡々と・・・



負けず嫌いだった私はきっと 


あのころ 耳あか部門で 兄に勝ちたかったんだ。。。 きっと。。。


って 思った。



だから集めていたんだ。きっと そうだった気がする。



ちいさな私は


耳あかをいっぱい集めることで、


すごいって思われたかったんだ。


そして きっと 取れた耳あかが なぜか とても貴重なものに


思えていたんだな。。。きっと^^


・・・そんなとこで、張り合わなくても よいのにね。


母の喜ぶ声を 耳かき部門でも聞きたかったんだろうな。。。 きっと^^



こどもって、 あの手この手で



親の愛を 感じようとしているんだな。







今は、子どもの耳の穴をのぞいている。


やっぱり大きいのが取れたときは うれしくなるね。


そして



耳そうじをしたり 爪を切ったり


そんなスキンシップケアの時間は


なんとも 母っぽくて いいな。



何でもない日常の中に


当たり前にある いとおしい時間を大切にしたいな。。。



今日は学校帰りのほぅちゃんが


じゃんけんに勝ったよ! と。 お花をもらってきてくれました。


黄色い蘭がとっても美しくて うれしかったです。