書籍『アースエンジェル』レビュー

アースエンジェル(宇宙人や天使、妖精の生まれ変わり)については、いままでにも自身のブログで触れておりますが、

http://d.hatena.ne.jp/shigeki-nakamura/20071021

http://d.hatena.ne.jp/shigeki-nakamura/20071029

いま一度、紹介させていただきたく一筆。

通信講座のユーキャンの「フミダス」シリーズのテレビCMを観ていて、登場人物が、会社に必要とされていない捨て猫OLであったり、就職活動がうまくいっていない学生であったり、「何をすればいいのか」「何をいいのか」「どう生きればいいのか」という心理を刺激する、うまいつくりだなあと思いました。

孤独感、あるいは、社会からはみだした感、まわりから変な人&ダメな人と言われ続けてきた苦‥‥、わかります、わかります。そして、その状態から抜け出すために、たしかに資格をとったりすることで自信をつけるのは良い道だと思います。

けれど、自分に向いている資格って、職業って!?と考え出すと、はからずもスピリチュアルな感覚を持ってしまった人には、ほんとにこの社会には選択肢がなく、スピリチュアルな人とそうでない人をぱっくり分けて考えてしまったり‥‥、おかげで、まったく踏み出す一歩も見つからない状態‥‥、というケースも多いのではないでしょうか。

私自身の経験もふまえ、そんな出口のない中で助けになったのが、この『アースエンジェル』という本でした。

タイトルにある、「開き直り力」とは、ざっくいえば、「だってぼくって、前世が宇宙人だから、まわりから見ておかしいのも仕方ないじゃん。会社組織で働けないのもトーゼン! さて、それをふまえてどうしようかな」という感じで、開き直るパワーです。

自分がほんとに宇宙人の生まれ変わりかは確かめようのないことですが、そんなことはじつはたいした問題ではありません。

こうやって開き直ったということは、本当の意味で、自分で自分を認めたことになるような気がします。

この『アースエンジェル』、ホノカ社が編集にだすさわったという思い入れもありますが、該当者さんには、とことん生きる希望になる本です。


書籍『アースエンジェル』
http://honokasha.jp/angelcard/books.html